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タイ政府がLGBTQカップルのために首相府中庭を開放、23日には首相らが登壇する結婚セレモニーも

 1月23日に婚姻平等法が施行されるのを祝して15日、バンコクブライドとタイ政府と共同してLGBTQカップルの結婚を祝うフォトセッションが行なわれ、首相府の中庭が史上初めてLGBTQのために開放されました。
 バンコクプライドの公式Xによると、このフォトセッションには、ペートンターン首相やバンコク都知事、閣僚をはじめ政府関係者なども参加して行なわれ、そして、最も重要なことに、100組ものカップルが参加しました。この歴史的なフォトセッションはタイのLGBTQコミュニティの本当に大切な記憶となることでしょう。


 バンコクプライドはまた、バンコク都との共催で23日、愛と平等を讃える結婚セレモニー「Marriage Equality」をパラゴンホール(サイアムパラゴン5階)で開催します。参加するカップルの方たちは、コンサートを聴いたり、レインボー・カーペットを歩いたり、記念品をもらったり、花束をキャッチするチャンスもあったりして、特別な思い出を作り、一緒に大切な歴史を作ることができるそうです。(詳細は公式サイト公式Facebookをご覧ください。タイ語ですが、日本語訳機能が使えると思います)
 
第1部 マリッジ・イクオリティ〜開会式・婚姻届出式・セミナー
・午前中から結婚登録が行なわれ、バンコク都およびパトゥムワン区が特別な形式の結婚証明書を渡します
・10時からは開会式と愛の行進が行なわれます
・13時からセミナー「平等な結婚時代における社会の次のステップ」が開催
・展覧会「平等な結婚への道」も開催

第2部 マリッジ・アイデンティティ〜オリジナル・プライドカーペットイベント
(ご招待者のみ)
・誇りと受容の象徴であるレインボーのプライドカーペットでお祝いしましょう。歴史に残る虹の道です

第3部 マリッジ・セレブレーション〜歴史的瞬間と記念ミニコンサート
(参加者は事前登録が必要です)
・ペートンターン首相と、婚姻平等法を成立させたセター元首相が登壇し、記念のスピーチを行ないます
・チャチャート都知事による全国の婚姻登録の状況と統計の発表
・政府および親族大使からの祝賀式典
・国民的アーティストによる特別パフォーマンス



 23日は祝福感に満ちた、歴史的な、本当に素晴らしい1日になりそうですね。
 日本でも近い将来、このような日が訪れますように。

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