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タレントの一ノ瀬文香さんがパートナーシップ宣誓を報告
タレントの一ノ瀬文香さんが1月2日、自身のXを更新し、一般女性とパートナーシップ宣誓したことを報告しました。
フォロワーさんへ
— 一ノ瀬文香 (@ichinoseayaka) January 2, 2025
結婚したい素敵な方とお付き合いしていて、(法整備が民法や戸籍法でされていなくて、相手が同性だと婚姻できない状態なので)ひとまず、パートナーシップ宣誓をしたことをご報告します!
一般の方となので、相手の情報に関わることは一切、言えませんが、、めちゃくちゃ素敵な方です pic.twitter.com/ESkG8CWcyj
一ノ瀬さんは2日、東京都のパートナーシップ宣誓制度受理証明書(パートナーシップ証明書)の画像とともに「結婚したい素敵な方とお付き合いしていて、(法整備が民法や戸籍法でされていなくて、相手が同性だと婚姻できない状態なので)ひとまず、パートナーシップ宣誓をしたことをご報告します! 一般の方となので、相手の情報に関わることは一切、言えませんが、、めちゃくちゃ素敵な方です」と投稿しました。
これに対し、フォロワーさんからたくさんのお祝いのコメントが寄せられています。
一ノ瀬文香さんはグラビアを中心に活動していた2009年にレズビアンであることをカムアウトしました。当時、女性でカムアウトして活動していた「タレント」の方はほとんどいなかったため(※笹野みちるさんはタレントというよりアーティストでしたし、尾辻かな子さんは政治家・活動家でした)、世間の注目を集めました。2014年にはダンサーの杉森茜さんとの“同性婚”を発表し、2015年4月に都内で人前結婚式と披露宴を行ない、日本初の芸能人どうしの同性結婚式としてニュースになりました。2016年には『ビアン婚~私が女性と結婚式を挙げるまで』という著書も発表。しかし、お二人は2017年に破局を報告していました。
そんなパイオニアである一ノ瀬さんは、タレントとしての活動や講演活動のほか、二丁目で「香まり」というMIXバーを開いたり、MIXイベントを開催したり、二丁目コミュニティに根差した活動も行なってきました。
今回、気持ちとしては結婚したいのに、まだ結婚が認められていないがゆえに東京都のパートナーシップ宣誓を行なったと報告した一ノ瀬さん。「法整備が民法や戸籍法でされていなくて、相手が同性だと婚姻できない状態なので」と言ってさりげなく「早く同性婚を認めてください」とアピールしているところが一ノ瀬さんらしくて素敵だと感じます。
お相手の方と結婚式を挙げるのかどうかはわかりませんが、少なくとも何らかのかたちで同性婚実現を目指す活動にも参加してくれるのではないかと想像します。ともあれ、お二人には「末永くお幸せに!」と申し上げたいです。
参考記事:
一ノ瀬文香、東京都へパートナーシップ宣誓「相手が同性だと婚姻できない状態なので…」(テレ朝news)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_geinou/articles/900015606.html
一ノ瀬文香、交際女性とのパートナーシップ宣誓を報告「結婚したい素敵な方」(modelpress)
https://mdpr.jp/news/detail/4465390
一ノ瀬文香「同性だと婚姻できない状態なので」パートナーシップ宣誓報告、お相手は「一般の方」(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202501030000153.html
一ノ瀬文香 パートナーシップ宣誓を報告「同性だと婚姻できない状態なので…」お相手は「素敵な方」(スポニチアネックス)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/01/03/kiji