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那覇市で12回を数えるピンクドット沖縄が開催、国際通りでパレードも
12月8日(日)、那覇市中心部・てんぶす館前広場で12回を数えるピンクドット沖縄が開催されました。2024年、全国で約40開催されてきたプライドイベントのフィナーレともなるイベントで、今年も国際通りを華やかにパレードしました。
風が強く、肌寒い日となった沖縄ですが、観光客も多い国際通りに面するてんぶす館前広場で正午にピンクドット沖縄がスタート。今年もブルボンヌさんと琉球放送アナウンサーの與那嶺啓さんが司会をつとめました。
ピンクドット沖縄代表の高倉さん(ホテルパームロイヤルNAHA)、那覇市の知念覚市長のご挨拶に続き、Pride Choir Tokyoのみなさんの合唱が披露されました。
Marriage For All Japanの松中権さんが全国で進んでいる「結婚の自由をすべての人に」訴訟について説明したあと、シンポジウム「行政と共に考えるLGBTQファミリーの今とこれから」が行なわれました。県や市の方も登壇し、沖縄で同性パートナーと子育てをするmatoさんのお話を聞きながら、法的に家族と認められないなか、県や市がどのように施策を実施してきたか(または検討しているか)というお話や、育児休暇が取れるのかなど、様々なことが話され、性的マイノリティとそのパートナー、その子どもたちが等しく行政サービスが受けられるよう、行政と当事者の双方が意見を伝えやすい関係を築いていくことの重要性が確認されました。
続いてドリアン・ロロブリジーダさんがライブを披露(素晴らしかったです。泣いてる方もいました)。そして、高良結香さんも2年ぶりに歌ってくれました(途中、ディアマンテスのアルベルト城間さんが飛び入りで参加してくれて、喝采を浴びました)
フィナーレには今年で3回目となるレインボーパレードも行なわれ、ブルボンヌさん、ドリアンさん、沖縄のレスペランザさん、アブラマミレさん、クロレラさんなどドラァグクイーンの方たちや今日の登壇者の方たちが先頭を飾り、サンバ隊の奏でる音楽に合わせて、国際通りを華やかに行進しました(観光客の方たちがものすごい勢いで写真を撮っていました)
最後にもう一度高倉さんがご挨拶し、「ピンクドット沖縄は同性婚の実現を目指しています」と力強く語りました。
詳しいレポートを近日中にお届けする予定です。
参考記事:
国際通りがピンク色に 那覇で「ピンクドット沖縄」 同性婚実現へパレード(琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-3736859.html