NEWS
クロエ・グレース・モレッツがカミングアウト
ハリウッドで活躍する人気俳優のクロエ・グレース・モレッツが同性愛者であることをカムアウトしました。セレブのカミングアウトとしては今年いちばんの大ニュースじゃないでしょうか。
7歳で映画デビューし、『キック・アス』シリーズや『ヒューゴの不思議な発明』など数々の話題作に出演し、MTVアワードなど各種映画賞を受賞してきた若手人気俳優クロエ・グレース・モレッツは、2018年には同性愛者の10代を主人公とする映画『ミスエデュケーション』に主演していました。当時から2人の兄がゲイであるとして「幼い頃からLGBTQコミュニティの活動家だった」と語っていました。
そんなクロエ・グレース・モレッツが11月2日(現地時間)、インスタグラムで大統領選挙への投票を済ませたことを報告しつつ、「私は期日前投票でカマラ・ハリスに票を入れました。今回の選挙には多くが懸かっています。私は政府には女性である私の体を支配する権利はなく、私の体に関する決定は私自身と主治医だけが行なうべきだと信じています。カマラ・ハリスは私たちのためにそれを守ってくれるでしょう」と綴りました。さらに彼女は「私はgayの女性※としてLGBTQ+コミュニティを法的に保護する必要性を信じています。私たちはこの国で保護され、私たちが必要とする、私たちにふさわしいケアを受けなくてはならないのです。そういうことで、期日前投票はしましたか? 友人と一緒に投票所に行く計画を立てましょう!」と述べて、同性愛者であることをカムアウトしたのです。
※米国では女性の同性愛者もgayと自称することが多いです。
クリステン・スチュワートやクリス・コルファーなど、ハリウッドでカミングアウトを止められた経験を持つ俳優は何人もいますし、クロエ・グレース・モレッツもこれまで、ホモフォビアが根強く残る業界で生き残るためにカミングアウトには慎重になっていたのではないかと思われます。が、今回、米国の未来を占う大統領選という一大事に際し、女性やLGBTQの権利を守るために、みんなに投票を呼びかけるために勇気をもってカムアウトしたのです(素晴らしい。拍手!)
なお、クロエは2018年、カリフォルニア州のレストランでモデルのケイト・ハリソンとキスをする姿が目撃されて以来、ケイト・ハリソンとの交際が囁かれてきました。これまで公にはしていなかったものの、昨年のニューヨーク・プライドにも一緒にに参加していたそうです。今年は二人そろって左手の薬指に指輪をしているところが目撃され、婚約したのではないかと話題になっていました。
参考記事:
クロエ・グレース・モレッツ、ゲイであることをカミングアウト(ELLE)
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a62794672/chloe-grace-moretz-officially-comes-out-as-a-gay-woman-241103/
米人気俳優、ハリス支持表明の投稿で同性愛者とカミングアウト。「LGBTQコミュニティを守る法的保護が必要」(ハフポスト日本版)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_67281bace4b07ebc5a29b9e1
『キック・アス』クロエ・モレッツ、同性愛者だと公表(シネマトゥデイ)
https://www.cinematoday.jp/news/N0145802
クロエ・グレース・モレッツ、選挙支持表明とともに同性愛者であることを公表(映画.com)
https://eiga.com/news/20241104/10/