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福島、前橋、岡山でプライドパレードが開催されました

 この週末も各地でプライドパレードが開催されました。

 10月5日(土)、福島市では、「ひろげる、つながる、みんなのにじいろ」をテーマに掲げ、第5回を数えるふくしまレインボーマーチが開催されました。
 14時にまちなか広場に集合し、レインボーフラッグやプラカードを掲げたみなさんがパセオ通り、福島駅周辺をパレードしました。


 6日(日)には前橋市で初となるぐんまレインボープライドパレード2024が開催され、140名もの方たちが参加しました。代表理事の間々田久渚(ひさな)さんはパレード前に「こんなに人が集まると思わず、感無量。今日この場に来たいけど怖くて来られなかった人がいることも忘れず、胸を張って歩こう」と語りました。
 高崎市でパートナーシップ宣誓をしている伊藤達哉さんと荒井悠輔さんは上毛新聞の取材に応じ、「最初は緊張したけど、堂々と歩けた。異性愛だけが当たり前じゃない、というのを知ってほしい」「将来的には日本でも同性婚を実現してほしいし、群馬でのパレードが毎年恒例になればうれしい」と話していました。
 パレード後には【群馬はすでに虹色である】をテーマに、小川市長、群馬大准教授で『トランスジェンダー入門』などの著者である高井ゆと里さん、KANE&KOTFEさん、主催団体「ハレルワ」の間々田さんによるパネルトークも行なわれました。小川市長は「さまざまな生き方を受け入れ合う環境が多様性につながる。今日もすごく良い機会をつくっていただいたので、今後も当事者からの声が(行政に)どんどん届くような連携や場所をつくっていけたら」と語りました。


 同じ6日(日)には岡山市で第4回を数える岡山レインボーフェスタが開催され、暑いくらいの好天のなか、ステージイベントやパレードが晴れやかに行なわれました。5日の夜には岡山城で前夜祭も開催され、雇用をテーマとしたシンポジウムや、同性愛映画作品の上映&トークなども行なわれました。

 
 PRIDE JAPANではこれらのプライドイベントのレポートを近日中にお届けする予定です。


参考記事:
「虹色」パレードに130人 性的少数者への理解訴え 前橋(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20241007/ddl/k10/040/043000c
「私たちはここにいる」 群馬で初、LGBTQ当事者らがレインボープライドパレード(上毛新聞)
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/543812

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