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4回目となる金沢プライドパレードが開催、約450人が市内を行進

 10月18日(金)に金沢プライドウィークがスタート、金沢駅コンコース内のビジョンがレインボーにというニュースをお伝えしていましたが、プライドウィーク最終日の20日(日)、4回目となる金沢プライドパレードが開催され、SHELLYさんやロバート キャンベルさんらを先頭に、約450人が市内を行進しました。


 今年のテーマは、能登半島地震復興の思いを込めた「You Are Not Alone あなたは、ひとりじゃない」。今年のゲスト・SHELLYさんをはじめ、ロバート キャンベルさん、小島慶子さんや共同代表のお二人、八方不美人のみなさんなどを先頭に、金沢市中心部を晴れやかに行進しました。今年は能登半島地震などの発生を受けて音楽を流すフロート(トラック)は自粛しましたが、当事者やアライなどおよそ450人が参加しました。

 地元テレビ局のインタビューに応えた参加者の方たちは、「楽しいよね、シンプルに。めちゃくちゃ手を振ってくれて優しいと思いました」と笑顔で語っていました。
 ゲストのSHELLYさんは金沢の歴史的な町並みに「最高でした」とうっとりしつつ、しっかり「まずは同性婚。結婚の平等が一日も早く認められることでようやくスタートラインになる」と同性婚実現を訴えていました(拍手)
 3回目の参加となるキャンベルさんは「パレードは年に1回。線でなく点でしかないが、多様性が加賀友禅のぼかしみたいに染みわたっていけば」というさすがの文学的なコメントを披露しました。
 共同代表の松中権さんは性的マイノリティに限らず多様性は身近にあることを強調し、「どうやって受け止めるかではなく、ポジティブに生かしていける北陸になれば」と語りました。「4年目ですけど続けてきて止めないで本当によかったなと心から思っています」 
 企画した金沢レインボープライドでは、イベントを通し、誰もが安心して暮らせる地域を目指したいとしています。


 なお、PRIDE JAPANでは、近日中に金沢プライドウィークのレポートをお届けする予定です。



参考記事:
性的マイノリティーへの理解の輪を広げよう 石川県金沢市でプライドパレード(北陸放送)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1500205
性的少数者への理解求める金沢プライドパレード開催…能登半島地震受け装飾車の走行は自粛(石川テレビ)
https://www.fnn.jp/articles/-/775236
【石川】多様性の街へ 歩みを一緒に 金沢でプライドパレード(中日新聞)
https://www.chunichi.co.jp/article/974820?rct=k_news

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