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　昨年6月、広島市の祭り「フラワーフェスティバル」のメインイベントである「花の総合パレード」に参加するかたちで広島県初のレインボーパレードが開催されました。その第2回がこの5月3日に開催され、広島テレビでニュースになりました。

 「ひろしまフラワーフェスティバル」はコロナ禍の間、中断されていて、昨年6月に4年ぶりに開催されましたが、規模を縮小しての開催で、今年、5年ぶりにゴールデンウイーク期間中に通常規模で開催されたんだそうです（3日間で約160万人の人出が見込まれているそうです）
　3日には平和大通りで「花の総合パレード」が開催され、レインボーパレードのフロートも参加しました。
　レインボーパレードは広島県セクシュアルマイノリティ協会の「レインボーバタフライプロジェクト」の一環で、昨年は60人が参加しましたが、今年はさらに増えて90人でパレードしたそうです。
　広島県セクシュアルマイノリティ協会の松村路加代表理事は、広島テレビの取材に対し、「手を振ってくださる方が多く、とてもうれしく思いました。当事者の方がわざわざカミングアウトしなくても暮らしやすい広島になるといいなと思います」と語っていました。また、パレードに参加した方は、「楽しいですね。みんな踊ったりしているので、それを見ていると楽しい気持ちになります」と語っていました。
　沿道でたくさんの市民が観覧する「花の総合パレード」に参加するにあたり、お揃いの紫色のTシャツを着て、音楽に合わせてダンスするかたちでパレードを行なうこととし、4月には振付を覚えるための練習会も開催されていました。
　
　きっと来年以降も開催され、毎年恒例のパレードになっていくと思われます。参加や応援をお考えの方は、広島県セクシュアルマイノリティ協会のXアカウントをフォローしてみてはいかがでしょうか。
　
　

【参考記事】
GW後半・フラワーフェスティバルが５年ぶり通常開催（広島テレビ）
https://news.ntv.co.jp/n/htv/category/society/ht4e486444dabe495fbe6c811247457f5d