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今年の金沢プライドウイークは10/18〜10/21に開催、復興支援イベントも
今年の金沢プライドウイークの日程が10月18日(金)から21日(月)までの4日間となることが発表されました。プライドパレードは20日(日)です。今年は能登半島地震への復興支援イベントも行なわれるそうです。
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レポート:金沢プライドウィーク2021
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レポート:金沢プライドウィーク2022
https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/features/2022/40.html
レポート:金沢プライドウィーク2023
https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/features/2023/80.html
初回にして西村宏堂さんやTOMO KOIZUMIさんら素敵なゲストをお呼びして大成功を収め、2回目には地元の伝統産業のみなさんとコラボして体験会やツアーも開催、3回目の昨年はアンミカさんやロバートキャンベルさんなども出演してパレード参加者が700名になった金沢プライドウィーク。毎年驚きやワクワクがあり、地方イベントとは思えない豪華さとクオリティを誇るプライドイベントになっています。
そんな金沢プライドウィークの日程が10月18日(金)〜21日(月)の4日間となることが発表されました。昨年はスポーツの日の三連休でしたが、今年は三連休の翌週です(他のプライドイベントとも重ならず、フライトやホテルも連休より安くなるような気がするので、よかったかもしれません)
4回目となる今年のテーマは「You Are Not Alone あなたは、ひとりじゃない。」です。プライドパレードは20日(日)ですが、金曜・土曜にはこれまでのようなHIV関連のトークイベントや、ゴージャスなチャリティパーティなどが開催されるのではないでしょうか(収益が復興支援のチャリティとなるのでは?)
石川テレビのニュースでは、県が性的少数者への理解増進に向けた条例案を県議会に提出できずにいることが指摘されています。主催団体の金沢レインボープライドは、プライドウィーク開催前に条例が可決され、議論が進むことを期待しています。松中権共同代表は、「必ずどこの地域にも性的マイノリティはいらっしゃるのでそれは被災地も一緒なんです。ひどい状況にある被災地のエリア能登のエリアにも必ずいらっしゃるので条例ができることは震災復興にも大きく関わってくるんじゃないかなと思っています」と語っています。
金沢レインボープライドのみなさんは、能登の震災を受けて、被災者への企業・団体からの支援を受け付ける事務局を立ち上げたり、ほくりくみらい基金として「令和6年能登半島地震 災害支援金」を立ち上げたり、被災地で炊き出しを行なったり(こちらの記事の写真に松中さんが写っています)、性的少数者が直面しやすい問題をまとめたチラシを避難所や自治体に届けたり、避難所で聞き取った内容も踏まえて馳知事に性的少数者へ配慮した対応を求める要望書を提出したり、コミュニティセンター「にじのま」1周年にチャリティ企画として「能登応援交流会」を開催したり、様々に支援活動を行なってきました(頭が下がります)
2016年、震災のあった熊本で初めてパレードが開催されたときは、復興支援のためにも熊本に行こう!と全国から本当にたくさんの方たちが集まり、熱い盛り上がりを見せました。今年の金沢プライドウイークもそういうイベントになるのではないでしょうか。
なお、金沢レインボープライドでは4日間の金沢プライドウイークのイベントを手伝ってくださるボランティアの方の募集を始めています。もしお手伝いをしてもいいよという方は、以下からお問合せしてみてください。
参考記事:
性的少数者への理解増進へ…金沢プライドウィーク 10/18から4日間の日程で開催 市内でパレード等(石川テレビ)
https://www.fnn.jp/articles/-/687737