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明治が多様な価値観・キモチを表現した「マーブル」チョコの限定パッケージを発表

 明治が昨年に続き、バレンタインデーが「より多くの人に楽しんでもらえる日」となることを目指し、多様な価値観、多様なキモチを表現したデザインの「マーブルパウチダイバーシティパッケージ」を1月16日から数量限定で全国発売しました。


 昨年は、従業員によるAllyネットワーク「Marble」のメンバーがプライドハウス東京と協働で「DEAR PARTNER!」「MANY THANKS! 「BIG LOVE!」「SMILE UP!」「LET'S DO IT!」という5種類のメッセージとレインボーカラーのハートをあしらったデザインの「明治ミルクチョコレートCUBIE Diversityパッケージ」を発売しました。今年も同様に、「自分自身を尊重してほしい」「お互いの価値観・キモチを大切にしてほしい」「チョコレートをきっかけに、あらゆる方にコミュニケーションを楽しんでほしい」という思いから、プライドハウス東京と協働で「DEAR PARTNER!」「MANY THANKS! 「FULL OF SMILES!」「JUST LOVE YOURSELF!」「MILLION COLORS!」という5種類のメッセージの「マーブルパウチダイバーシティパッケージ」を発売しました。「マーブル」は7色のカラフルなチョコレートとして幅広い世代で愛されてきたロングセラーブランドで、そのような特長から、多様性を表現できる商品と考えて企画したそうです(Yahoo!ニュースでは「7色のマーブルチョコで多様性を表現」という見出しになっていますが、これは少々誤解を与えそうです)。パッケージに描かれているイラストの人々の服にはプログレス・プライド・フラッグの色をちりばめ、多様性を表現したそうです。
「このような取り組みを通じて、バレンタインをより多くの人に楽しんでいただくとともに、さまざまな価値観を持つお客さまの気持ちや日々の生活にこれからも寄り添ってまいります」とのことです。
 なお、明治は2018年度からLGBTQ社内施策に取り組みはじめ、2022年から「PRIDE指標」でゴールドの認定を受けています。
 
 
 これまでの日本のバレンタインデーは「女性から男性にチョコレートを渡し、愛の告白をする日」として認知され、告白の意味合いでなくても、職場で女性から男性に「義理チョコ」を配るなど、非常に異性愛規範の強い風習が広まっていたため、LGBTQコミュニティの方々のなかには居心地の悪さや違和感を覚える方も多かったと思われます(そうした世間の動きとは関係なく、パートナーにチョコを贈ったりしてきた方もいらっしゃるかと思います)
 もっとも、近年は義理チョコも廃れ、性別に関係なく感謝の気持ちを表すために贈るイベントに変化してきているようです。
 そうした時代の変化も受けて、また、企業のLGBTQ支援の取組みが広がりを見せていることも、このような企画の背景にあると言えるでしょう。
 
 

参考記事:
明治がLGBTQ支援のマーブルチョコを投入した意味(オルタナ)
https://www.alterna.co.jp/110860/

チョコレートの国内シェアトップ企業※1として多様な価値観・キモチに寄り添い誰もが楽しめるバレンタインを目指してLGBTQ+などの多様性を推進する「プライドハウス東京」と協働「マーブルパウチダイバーシティパッケージ」~複数のメッセージと、プログレス・プライドフラッグカラーで多様性を表現~1月16日(火)数量限定 新発売/全国(明治)
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2024/0111_02/

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