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【プライド月間】小樽、青森、真鶴でパレードが開催されました

 1969年6月28日のストーンウォール事件を記念して毎年世界各地でパレードが開催される6月最終日曜(今年は25日)のプライドデーに、小樽、青森、真鶴でパレードが開催されました。(主催者や参加者のみなさん、おつかれさまでした。HAPPY PRIDE!)

 
 小樽プライドは今年で第4回を数えます。道内ではさっぽろレインボープライドに次ぐ2つめのプライドパレードです。今年はサンモール一番街(石原裕次郎写真館前)に集合し、約200名の参加者がレインボーフラッグやプラカードなどを掲げ、市内中心部を約1時間行進しました。ドラァグクイーンのバスコ田ガマ子さんや、Transgender Japanの村田しゅんいちさんなども参加していました。
 小樽プライドの様子は北海道新聞でも報じられていました。

 
 青森レインボーパレードはめでたく10年目の節目を迎えました。2014年にたった3人で始まったパレードですが(最初は「よそでやれ」などと言われたり、とても風当たりが強かったそうです)、その「故郷を帰れる街にしたい」という思いに共感した全国からの参加者で200人を超えるまでに成長しました。今年も、青森レインボーパレードの10年を祝おうとする方たちや、「まだ黙らない」というテーマに賛同した方たちが全国から集い、212名で青森駅前を行進しました。
 東奥日報は、こうレポートしています。「「生きづらさがあっても、パレードの日は自分らしくいられる。だから、歩き続けることができた」。性的少数者への差別がなくなり、個人として尊重される社会を願い、主催団体のメンバーたちは仲間とともに声を上げ続けるつもりだ」
 PRIDE JAPANでも近日中に、VENさんによるレポートをお届けする予定です。

 
 それから、神奈川県の真鶴町(と小田原市)で西湘レインボープライドが初開催されました。一昨年に都内から真鶴に移住したフランス出身のびびさんとパートナーのリエさんのカップルらが主催し、昨年も「MANAZURU PRIDE  MONTH」というイベントを開催していたそうです(詳細はこちら)。念願のパレード初開催となった6月25日(日)、レインボーフラッグなどを持った約50名の方たちがJR真鶴駅を出発し、地域のおばあちゃんや子どもたちも沿道で応援してくれたりするなか、真鶴港に到着、その後荒井城址公園でピクニックして、夜には小田原市のLOUNGEでパーティも開催したそうです。
 

 なお、7月以降のパレードの情報をこちらにまとめております。下半期も山形県酒田市、新潟県三条市、奈良市、島根県松江市で初のパレードが開催されるのをはじめ、ざっと数えただけで15もの街でパレードの開催が予定されています。

参考記事:
多様性を認め合おう 「小樽プライド」 200人がパレードで訴え(北海道新聞)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/867520/

青森レインボーパレード10年の節目(東奥日報)
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1582873

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