NEWS

LGBT理解増進法をめぐって国会で「心は女性だと言って男性が女湯に入ってくる」などといった心ないデマに基づく議論がなされたことを受けて、厚労省が、もともと公衆浴場に関して身体的特徴で男女の区別をしていた運用が変わることはないとあらためて通知を出しました

同性カップルも婚姻相当と承認する自治体が7割超に達したことが、虹色ダイバーシティと渋谷区の共同調査で明らかになりました。喜びや感謝の声が広がる一方、同性婚法制化も早く！と求める声も高まっています

経済同友会の新浪剛史代表が、SOGIにかかわらず「多様性ある、公正で、包摂的な社会の実現」を目指す、会員600人が賛同した署名を首相に提出しました。これに先立ち、同性婚支持も表明していました

6月25日（日）のNYCプライドマーチの前々夜、「NYCドラァグマーチ（NYC Drag March）」が開催されました。1994年から続く草の根的なプライドパレードです。

プライドデーに当たる25日、小樽、青森、真鶴の全国3ヵ所でプライドパレードが開催されました。どんな地方でも、小さな町でもパレードが行なわれるようになったことが素晴らしいですね！

25日、世界各地でプライドパレードが開催されました。米国のLGBTQコミュニティは、これまで感じたことのなかった危機感を持ってプライドデーに臨みました。バンコクでは、今月2回目となる、華やかなパレードが開催されました。韓国のパレードの受難などもお伝えします

渋谷モディでプライド月間に合わせて「SHIBUYA MODI RAINBOW DAYS」が開催されています。22日〜28日には「Marriage For All Japan」「プライドハウス東京」「niji-depot」が共同で出店しているほか、パネル展、書籍展なども展開されています。

エストニア議会で20日、ジェンダーにかかわらず結婚を認める修正家族法案が承認され、来年1月から施行されることになりました。エストニアは世界で35ヵ国目の、そして旧ソ連圏で初めての同性婚承認国となります。

先日お伝えした高知市や徳島市だけでなく、群馬県、横浜市、佐野市、古賀市などもプライド月間に合わせた取組みを行なっていました。

朝日新聞が山口、広島、青森など、地方のプライドパレードを特集しました。「ひと」欄には全国のプライドパレードに参加してきたVENさんが登場しました

東京都で昨年11月の「パートナーシップ宣誓制度」導入に合わせて同性パートナーを持つ都職員の待遇改善が実現したことに歩調を合わせ、特別区の職員についても扶養手当の支給などが実現しそうです。

旭川市周辺の8町、上越市、兵庫県、徳島県、大分市が「パートナーシップ宣誓制度」を導入することを発表、大分県なども制度導入を検討することを発表しました。

16日に「不同意性交等罪」が成立しました。女性どうしなど多様な性被害の実態を反映し、手指や物の挿入も対象とする法改正が実現しました

6月16日、LGBT理解増進法が参院で可決され、成立しました。各地の当事者や支援者はどう受け止めたのでしょうか

参院内閣委員会で可決されてしまいましたが、LGBT法連合会に続き、TRP、NRP、九州・山口の16団体が法案への声明を発表したほか、アライの団体やメディアなども抗議、批判しています

米演劇界で最高の栄誉とされるトニー賞で、史上初めてノンバイナリーの俳優2人が受賞しました。ただ、男優賞／女優賞の区分は維持されているため、どちらか選べないとして辞退したノンバイナリーの俳優もいたそうです

京都府大山崎町で今月から「パートナーシップ宣誓制度」がスタートしたほか、北海道美瑛町、岩手県宮古市、群馬県玉村町、神奈川県秦野市伊勢原市、福井県、岐阜県、山口市が制度導入を表明しました

「LGBTQは負けても負けても闘い続けてきた」「10年前には考えられなかったことが達成されている」「みんなが連帯していけば必ず社会は変わる」――「LGBT差別増進法」に抗議する緊急大集会の第2夜が開催されました

今年も大阪観光局がプライド月間のキャンペーンを行ないます。大阪の観光施設や事業者が実施するLGBTQを歓迎するような取組みを国内外に発信し、「多様性あふれる街＝大阪」の認知を高めようとするものです

TBSの「news23」をはじめ、いくつものメディアが「LGBT差別増進法案」の問題点を報道しています

6月13日、「LGBT差別増進法案」が衆院本会議で可決されたことを受け、LGBT法連合会が警鐘を鳴らす声明を発表しました

6月11日、世界最大のプライドパレードがサンパウロで開催され、約300人がパウリスタ大通りを行進、LGBTQのアーティストのライブなども行なわれました

6月12日夜、雨のなか「LGBT差別増進法に抗議する緊急大集会　-これはLGBTQ+の命の問題です-」が開催されました。現地とオンラインを合わせて1000名超が参加し、「根本的に変質した」「理解阻害法案」への抗議の気持ちを共有しました

米ホワイトハウスで10日、LGBTQコミュニティを支援するイベントが開催されました。保守的な州でアンチLGBTQの州法が続々と成立するなか、バイデン大統領は、特にトランスジェンダーの子どもたちに向けて「あなたは愛されている、独りじゃない」とのメッセージを発しました

9日、衆議院内閣委員会で、与党案よりひどいと批判されていた維国案を盛り込むかたちのLGBT理解増進法案が採択され、LGBTQ団体が会見で「理解を阻害しかねない」「当事者が不幸になる」と危機感を表明しました

8日、全国で展開されてきた「結婚の自由をすべての人に」訴訟の最後の一審判決となる福岡地裁での判決が下り、憲法24条2項に違反する状態だとの判断が示されました。全国5ヵ所の一審判決のうち4つが違憲判断となりました

8日、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の最後の一審判決となる福岡地裁の判決で、違憲状態との判断が示されました。午後の記者会見で、原告の方々がこの判決をどう受け止めたのかを語りました

子どもを授かったトランス男性とゲイのカップルを追ったHBC（北海道放送）制作の番組が、第49回放送文化基金賞で最優秀賞を受賞しました

高知市が「プライド月間」のキャンペーンを展開し、市役所でのレインボーフラッグの掲揚、高知城のレインボーライトアップ、商店街での「にじいろのまち」フラッグの掲示などを行ないます

衆院内閣委員会の与野党筆頭理事は、LGBT理解増進法案について9日から衆議院内閣委員会で審議入りさせることで合意しました。立憲民主党は「形だけ審議し、与党案で押し切ることがあってはならない」と牽制しています

米国最大規模の人権団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」が、今年に入って全米各地で525を超えるアンチLGBTQの州法案が提出され、そのうち75超が成立し、LGBTQへの脅威が増大しているとして、初の「非常事態宣言」を発しました

トランス女性の仲岡弁護士の元に「男のクセに女のフリをしている」「メッタ刺しにしてやる」などと書いた殺害予告メールが15通届きました。これを受けてTransgenderJapanが抗議の緊急声明を発しました

バンコクで昨年に続き「Bangkok Naruemit Pride」のプライドパレードが開催されました。下院第1党となった前進党のピタ党首も参加し、政権を獲得した暁には同性婚を法制化すると約束しました

「結婚の自由をすべての人に」訴訟名古屋地裁判決の意義について、判決後の記者会見や、6月1日に都内で開かれた記者会見で語られたことをお伝えします

6月。プライド月間が始まりました。Googleでは今年も素敵な仕掛けを用意。「LGBTQ」と検索すると、多様な性のフラッグが行進するパレードのアニメーションが展開されます

LGBT理解増進法案について、超党派原案、与党修正案、維新国民独自案の3つの法案が国会に提出されましたが、国会できちんと議論されるのか、今国会で成立するのかという見通しは不透明な情勢です