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徳島と長岡でプライドパレードが、那智勝浦でレインボーフェスタが開催されました

 秋のプライドシーズンも後半にさしかかっています。先週の福島や福岡に続き、この週末も、各地でパレードやレインボーフェスタが開催されました。
 

 11月11日(土)、第2回とくしまプライドパレードとシンポジウムが開催され、120名を超える方たちが「ハッピープライド!」のかけ声とともにJR徳島駅前を元気に行進しました。
 参加した人たちは性の多様性を象徴するレインボーフラッグやプラカードを掲げながら、「自分とは違う人を怖がらないで」とか「知ってほしい、知ってくれてありがとう」と呼びかけていました。
 パレードを主催した「レインボーとくしまの会」代表の長坂航さんはNHKの取材に対し、「パレードは楽しかった。参加者の笑顔が見られたし、LGBTQを知ってもらうことでできることがある。当事者の声を伝え続けていきたい」と話していました。
(近日中にレポートをお届けする予定です)


 12日(日)には新潟県の長岡市で新潟プライドパレードが開催されました。
 先月の新潟市でのパレードに続き、小雨の降るなか、少人数でのパレードとなったようです。
(こちらも近日中にレポートをお届けする予定です)

 
 和歌山県那智勝浦町では今年で3回目を数える「レインボーフェスタ那智勝浦」が開催されました。LGBTQをきっかけに「多様性」について考えようとの趣旨で、会場のブルービーチ那智では、いろんな屋台やブースが出て、LGBTQによるトークショーなども行なわれました。トークショーでKOTFEさんは「(職場の先輩に話して)うれしかった反応が、そうだったの大変だったねってさらっと受け入れてくれた。困ったことがあったら相談してねと言ってくれたのがうれしかった」と話していました。
 実行委員長のMaruさんは、「まず自分の周りからよくしていければ、全部よくなっていくと思う。小さい街だけど、小さいことからコツコツやっていければいいと思う」と語りました。
 昨年のフェスタ開催後、那智勝浦町は「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」の導入を発表し、今年4月から制度がスタートしました。堀順一郎町長は「全ての方が気持ちよく生活できる町にしたい」と話していました。

 
 今後は11月19日に仙台で、25日に松江で、12月2日に和歌山で、10日に那覇でパレードが開催されます。
 ぜひ、お近くの街で開催されるパレードに参加してみてはいかがでしょうか。



参考記事:
LGBTQの人たちなどへの理解や尊重を訴えるパレード 徳島(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20231111/8020018996.html

和歌山・那智勝浦町で「レインボーフェスタ」 性の多様性の理解深めようと…当事者たちがトークショー(関テレ)
https://www.fnn.jp/articles/-/614498

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