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　ファミリーマートは4月17日、ダイバーシティ＆インクルージョンの取組みの一環として、事実婚や同性婚のカップルでも法律上の夫婦と同等に加盟店契約が締結できるようにしたことを発表しました。LGBTQを含む多様な性を尊重し、家族の形にとらわれずに店舗経営への参画を促すねらいです。

　ファミリーマートの加盟店契約ではこれまで、「同居する夫婦または同居する三親等以内の親族2名で専業できる方」が経営する場合のみ、土地・建物に加えて内装や設備工事費を本部が負担していました。今後はその対象に事実婚のカップルと同性カップルを加え、より幅広い人々が加盟店オーナーとして契約を結べるようになります。すでに3月1日から募集を開始しているそうです。

　LGBTQもコンビニを消費者として利用するだけでなく、コンビニで働く方もいらっしゃいますし、経営側に回ることもあるわけですが（すでに経営している方もいらっしゃいますが）、今回のように法律婚の夫婦や親族だけに限定していた規約を改正し、同性カップルも平等に扱うことを決めたのはおそらく初めてで、非常に意義がある取組みとして評価できます。
　今後、LGBTQが経営する店舗が増えていくかもしれません。素敵なことですね。

　なお、ファミリーマートは2019年からLGBTQ社内施策を進めており、2020年にはPRIDE指標でゴールド認定されています。

　
　ファミリーマートはこれまで、TRPの時期に合わせてファミチキ袋のレインボーカラーバージョンを展開したり、昨年はレインボーカラーのラインソックスを発売し、好評を博してきました。今年はさらに「今治タオルハンカチ レインボー」（600円）も発売するそうです。ソックスとともに今日から店頭に並んでいます。（レインボーファミチキ袋は22日から、数量限定で展開するそうです）
　昨年レインボーのソックスを買って気に入った方、今年はハンカチも揃えてTRPに参加してみてはいかがでしょうか。遠方の方や当日お仕事でTRPに参加できない方なども、全国の店舗でレインボーグッズをGETできますので、少しでもハッピープライドな気分を味わえるかもしれません。


　
 

参考記事：
ファミマ、同性婚カップルとも加盟店契約へ…ＬＧＢＴＱ含む多様性尊重（読売新聞オンライン）
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230417-OYT1T50129/

ファミマ、「事実婚」「同性パートナー」も加盟申込み可能に（Impress Watch）
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1494026.html