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西村宏堂さんが紅白の審査員席から「同性愛者」としてコメントしました
西村宏堂さんが紅白のゲスト審査員に。LGBTQとして初？とのニュースでもお伝えしていたように、大晦日の紅白歌合戦で西村宏堂さんがメイクアップして審査員席に座り、お茶の間の話題になりました（ちなみにあの素敵な衣装は、50年以上前の袈裟をお父様から譲り受けてアップサイクルしたものだそうです）
Perfumeのパフォーマンスの直前、司会の大泉洋さんに「西村宏堂さん、熱烈なPerfumeファンだとお聞きしましたけども」と振られた西村さんは、「そうなんです。私の親友とはPerfumeが好きだということで仲良くなったんですけども、お互い同性愛者で、メイクを一緒にしたりとか、私が親にカミングアウトする時も励ましてくれた友達で、本当にPerfumeさんのつなげてくれたご縁に感謝しています」とコメントしました。
これに対し、SNS上では、「紅白という場で「同性愛者」という単語をはっきりとコメント内で出してくださった。そのことに対し感謝しかない」「日本を代表するテレビ番組の限られた時間の中で、LGBTQ当事者としてのメッセージを伝えて下さった」といった感激の声が上がっていました。
さらに素敵だったのは、Perfumeのかしゆかさんが、インスタのストーリーズに西村宏堂さんといっしょに撮った写真とともに、以下のような素敵なコメントをあげてくれたことです。
「偶然ではなく出会うことが運命だったかのようなミラクルなお話に一瞬で心打たれました
私たちの存在が誰かの生活をけているということ
Perfumeの音楽に未来を変えるような力があるということ
嬉しさとともに、それだけの影響力があることに責任を持たなきゃなと気が引き締まりました
穏やかで嫋やかな空気をまとう姿がとても綺麗で美しかったです」
この投稿にPerfumeファンの方たちも「ゆかちゃんがストーリーズに上げた西村宏堂さんと3人のショット良いですね」「セクマイのパフュクラさんにとってはこの投稿はとても感慨深いと思う」といった好意的なコメントを寄せていました（もともとPerfumeはライブのMCでLGBTQを応援してくれているので、ファンの方たちの中にもLGBTQも多いですし、フレンドリーな方も多いと思われます）
なお、年明けに宏堂さんもインスタに「夢が叶いました」と、Perfumeのみなさんとの記念写真をアップし、Perfumeのあーちゃんなどもいいねしてくれていました。
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今回、西村宏堂さんが審査員席から（PRIDEを持って）「同性愛者」という言葉を使いながら素敵なコメントを発したことは、LGBTQコミュニティにとって、3年前のMISIAさんのレインボーなパフォーマンスに次ぐ歴史的な瞬間だったのではないでしょうか。