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　今夜23時からEテレ「ドキュランドへようこそ」で、英国の公的な医療サービスを利用して性別移行を望む若者たちの実情や苦悩に迫るBBCの番組が放送されます。

　
　英国では、出生時に割りあてられた性別と自認する性別が異なるトランスジェンダーの若者たちが、NHS（国民保健サービス）の公的な医療サービスを利用して性別移行ができるよう模索を続けているます。待ち時間はとても長く、数年におよぶケースもあるといいます。そのため、医師の力を借りず、自分で性別移行を試みる若者も増えているそうです…。トランスジェンダーで作家/活動家のチャーリー・クラッグスがそうした若者たちのもとを訪ね、その実情に迫るBBCのドキュメンタリーが放送されます。
　なお、原題のTransitioningは、性別移行という意味です。

 
　Eテレの「ドキュランドへようこそ」は、昨年「11歳、僕はゲイとして生きていく」や「ニューヨーク LGBT運動の夜明け」のような海外の良質なLGBTQのドキュメンタリーを放送してきました。今回も期待できそうです。
　
　
トランスジェンダー イギリス 若者たちの選択
原題：Transitioning Teens
2021年／英国
Eテレにて3月4日（金）23:00-23:45放送