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3月31日は「国際トランスジェンダー可視化の日」、トランスジェンダーを描いた2作品が無料公開
3月31日は「国際トランスジェンダー可視化の日」(「国際トランスジェンダー認知の日」とも。元の英文表記はInternational Transgender Day of Visibilityです)。11月20日は国際トランスジェンダー追悼の日ですが、現在生きているトランスジェンダーコミュニティの人々を祝福し、世界中のトランスジェンダーの人たちが直面している差別の現状について認知を高めようとすることを趣旨としている日です。今年、日本のLGBTQコミュニティでも様々な活動が展開されています。
昨夜はプライドハウス東京のトランスデーで「国際トランスジェンダー認知の日に当事者が伝えたいこと」というトークイベントが開催されました(告知が間に合わず、すみません)
明日はトランスマーチの主催団体TGJPによる『Transgender Live Vol.1』というトークイベントが高円寺で開催されます。TGJP共同代表の浅沼智也さん、畑野とまとさんに加え、『はじめて学ぶLGBT』の石田仁さん、総務部長としてトランスしたことで有名な岡部鈴さん、二丁目でDJなどとして活躍してきたMIZUKI TSUJIさんという魅力的なゲストが出演します。オンラインでも参加できるそうです。
TGJP Presents『Transgender Live Vol.1
日時:2022年03月31日(木)18:00-21:30
会場:高円寺パンディット
チケット:こちらから
また、3月30日、31日の2日間、映画『I Am Here〜私たちはともに生きている〜』と舞台動画『イッショウガイ』が無料配信されます。
『I Am Here』はトランス男性の浅沼智也さんが監督・脚本した今世紀初のトランスジェンダー当事者ドキュメンタリー映画で、今を生きる日本のトランスジェンダーのリアリティが映し出されています。
『イッショウガイ』は、同じくトランス男性の若林佑麻さんが企画・脚本を務めた舞台作品(演劇)です。異なる価値観や考え方を持った4人のトランスジェンダーが登場し、彼らのやり取りを通して、差別や偏見とは何なのかを考えるような作品になっています。
「国際トランスジェンダー可視化の日」に合わせ、トランスジェンダーのリアリティを多くの人に知ってほしいとして、無料公開を決めました。まだご覧になっていない方は、この機会にぜひ。
『I Am Here 〜私たちはともに生きている〜』
https://iamhere-trans.jp/
『イッショウガイ』
https://www.youtube.com/watch?v=1GDMpExJ3L0
参考記事:
「明日への希望を感じてほしい」国際トランスジェンダー可視化の日に、当事者の2作品を無料公開(ハフポスト日本版)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/transgender-day-of-visibility-2022_jp_622ecf2de4b06349371fbf7d