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町田市の東友美市議が再選を果たしました
Xジェンダー、アロマンティック、アセクシュアルであることをカミングアウトしている東京都町田市の東友美(ひがしともみ)市議が20日の市議選で再選(2期目の当選)を果たしました(おめでとうございます!)
東友美市議は2018年9月、市議会でLGBTについて質問した際、自身がアセクシュアルかつXジェンダーであることをカムアウトし、TwitterおよびFacebook上でも「性的マイノリティ当事者である」ことを公表しました(なお、現在は、公式サイトや公式Twitterアカウントに「Xジェンダー、アロマンティック、アセクシュアル」と書かれています。アロマンティック、アセクシュアルの意味についてはこちらをご覧ください)
東市議の公式サイトによると、以前は町田市ではLGBTQ支援の施策が全くなく、窓口での対応等へのクレームが寄せられていたことも受けて、当事者としても集中的に取り組み、専門相談窓口の設置、市の職員への継続的な研修の実施を実現しました。
2月20日投開票の市議選で東市議は、得票数8位で見事に再選されました。
なお、25日の東市議の公式Twitterによると、3月9日から町田市議会最大会派の代表(幹事長)を務めるそうです。「2期目議員の大会派代表は珍しく、役割の重さを強く感じているところですがしっかりと頑張って参ります」とのことです。
なお、市議選と同時に行なわれた市長選で5選を果たした石阪丈一市長は、記者団に対して「六月議会ではパートナーシップ制度も打ち出したい」と語ったそうです。
以前はLGBTQ支援の施策に乏しかった町田市が、同性パートナーシップ証明制度への意欲を示すまでになったのは、やはり東友美市議の尽力あればこそだったのではないでしょうか。
(世田谷区や豊島区、中野区、長岡京市などもそうですが、やはり当事者の議員さんが活躍している自治体では、LGBTQ支援施策が大きく前進するのだなぁと実感されます)
ともあれ、再選おめでとうございます。これからもご活躍を期待します。