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今日から東京都パートナーシップ宣誓制度受付スタート、18時から都庁がレインボーにライトアップされます
11月1日から制度運用(証明書の発行)が始まる「東京都パートナーシップ宣誓制度」ですが、本日10月11日(火)から申請の受付が始まります。これを記念して18時〜23時、都庁第一本庁舎とレインボーブリッジがレインボーカラーにライトアップされます。
東京都公式サイト内のお知らせページ「“自分らしく”を、この街で。東京都パートナーシップ宣誓制度ライトアップ」によると、「このたび広く都民の皆様に制度(都パートナーシップ宣誓制度)について知っていただくとともに、多様な性について考えるきっかけとしていただくため、制度の運用開始に合わせ第一本庁舎とレインボーブリッジをレインボーにライトアップします」とのことで、以下の日時でライトアップが行なわれます。
日時:10月11日(火):受付開始日、11月1日(火):運用開始日
時間:18時〜23時
都庁は、世界エイズデーのときにはレッドリボンにちなんで赤くライトアップされるのが恒例となっていましたが、今回のようにLGBTQ支援という趣旨でレインボーカラーにライトアップされるのは初めてです(2020年5月、緊急事態宣言解除後、7つのモニタリング指標をクリアしたことを都民の皆様にわかりやすく示すという趣旨で、7色のレインボーカラーにライトアップされたことはありましたが)。今晩、レインボーカラーに輝く都庁を見に出かける方も多いのではないかと思われます。
もう1つ、制度スタートに関する朗報があります。パートナーシップ宣誓を行なったカップル(やそのお子さんや親御さん)が来月からJKK住宅へ入居申込できるようになりました。合わせて、新婚世帯等の入居支援を目的として、対象住戸の家賃を入居から3年間20%割り引く「ペアさぽ」などの支援制度も利用できるようになります。(詳細はこちら)
JKK住宅は、JKK東京※が建設・管理する一般賃貸住宅で、(希望の地区に物件がなかったり、それほど家賃が安くなかったりするものの)礼金、仲介手数料、更新料がありませんし、良質なお部屋を安心して借りることができます。
以前、理想の物件の同意書に「LGBTの方は入居お断り」というニュースでもお伝えしましたが、たとえ気に入った物件があっても「同性カップルだから」とか「性的マイノリティだから」という理由で入居を断られるケースもあります。JKK住宅が同性カップルを認めてくれたことで、そうした差別的対応に悲しい思いをする方たちが減るはずです。やはり公的に承認されるということの意味は大きいと言えます。
※東京都住宅供給公社。都の住宅政策の一翼を担うパートナーとして、良質な賃貸住宅等の供給と居住者サービスの向上、都民の住宅セーフティネットである都営住宅等の適正な管理を着実に推進するとともに、住宅事業を通じて、少子高齢社会への対応や防災機能の向上等に取り組んでいます。