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大阪と三重でプライドイベントが3年ぶりにリアル開催されました
大阪の扇町公園で10月8日・9日、「レインボーフェスタ!」が3年ぶりにリアル開催されました。
広場には50以上の企業・団体のブースが出展され、大勢の方たちでにぎわい(2日間で約2万人が訪れたそう)、たくさんのパフォーマーの方が出演してステージを盛り上げ、2日目にはパレードも行なわれました。
1日目は島谷ひとみ、八方不美人、なにわQueens、TEN6、虹組ファイツ、Fantasia×Fantasy、KOHEY、KOTFE、S.H.A.R.E、オーロランドのみなさん、2日目は天道清貴、ケラケラ、松原高等学校吹奏楽部、新虹、KANZAN☆JITTOKU(笹野みちる&ホッピー神山)、オバチャーン、H-Pag!、B7S、Androgynousのみなさん(敬称略)が出演しました。1日目は、大阪のドラァグクイーンのみなさんのショーや、八方不美人のみなさんのライブのときはステージ前に大勢の人だかりができ、とてもフェスらしい盛り上がりを見せました。特に島谷ひとみさんは、2019年の「レインボーフェスタ!」に出演が決まっていたものの、台風のためイベント自体が中止となって出られなかった(その代わり、急遽、BANANA HALLでのアフター的なイベントにサプライズで登場し、神対応と賞賛されました)、そして2020年、2021年もコロナ禍でリアル開催されなかったという悔しさもあって「3年目の正直」でようやく扇町公園のステージに立つことができたため、思いのこもったMCとライブで会場を感動させてくれました(主催のスタッフの方たちも号泣してました)
2日目はあいにくの天気となり、オバチャーンのステージ辺りまでは天気ももってくれていたのですが、次第に雨足が強くなり、第15回を記念する関西レインボーパレードは傘をさしたり雨合羽を着たりしながら歩くかたちとなってしまいましたが、それでも約1150人の参加者の方たちが大阪の街を元気にパレードしました。
なお、MBSのニュースに弊社の小泉がインタビューで映っていますので、よろしければご覧ください。
一方、三重県の県庁所在地・津市では、「三重レインボープライドin津まつり大パレード2022」が開催されました。
三重レインボープライドは2016年から「みえレインボーフェスタ」として県内各地で開催されてきましたが、2017年からは津まつりという地元のお祭りの大パレードにいちフロートとして参加するかたちでパレードも行なわれてきて、2019年は台風の影響で参加できなかったため、4年ぶりのパレードとなりました。
クラブミュージックなどパレードのアンセムを流すトラックに先導され、大きなレインボーフラッグを持った参加者のみなさんが、ゆっくりと市内中心部を行進しました。沿道では大勢の市民のみなさんが見ていました。
三重のパレードも、歩いている最中にポツポツと雨が降ってきてしまったのですが、本降りになる前にパレードを終えることができました。
過去最多の参加者だったそうです。
大きなレインボーフラッグは本当は30mあるのですが、今はまだ歩く方が少ないので、半分に折って使っているんだそう。「いつか30mでパレードできたら」と主催の山口颯一さんは語っていました。
※近日中に「レインボーフェスタ!」1日目と「三重レインボープライドin津まつり大パレード2022」の詳細なレポートをお届けします。
参考記事:
「多様な性に祝福を」 大阪で3年ぶり「レインボーフェスタ!」開催(関テレ)
https://www.ktv.jp/news/articles/?id=01842
性の多様性を知って!LGBTの当事者らが街を行進「レインボーパレード」大阪で実施(MBS)
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20221010/GE00046233.shtml