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　オランダのユトレヒト大学の敷地に、おそらく世界一の長さとなるレインボーカラーの自転車道が設けられました。



　この道はユトレヒト大学の敷地の「ユトレヒトサイエンスパーク」の中にあります。570メートルあり、6色のレインボーカラーだけでなく人種的マイノリティのインクルージョンを示す黒と茶色も加えた8色になっています。プライド月間に合わせてペイントが始まり、6月10日にお披露目されました。

　22歳の学生、Elias van Mourikさんが、この道を造ることを提案しました。「ユトレヒトサイエンスパークでは多くの人が生活し、働き、学んでいます。ですから、このような、すべての人が受け容れられていることを示すシンボルとなるような場所に意義があると考えました」
　
「私たちは、誰もが自分らしくいられ、歓迎されるということを示したかった」と、ユトレヒト大学ダイバーシティ室のElena Valbusa氏は語りました。
「人種、性的指向、文化的バックグラウンド、障害の有無、親の収入などにかかわらず、誰もが。私たちは人間を、その人が持っている才能や性質や、どうやって未来を切り開いていけるかということを、見守りたいのです」
　
　この道は、3つの施設の共同プロジェクトです。ユトレヒト応用科学大学、ユトレヒト大学、そしてユトレヒト大学病院です。
　
　言うまでもなく、オランダは、世界でも最も先進的な国の一つとして知られています。2001年に世界で初めて同性婚を実現し、今年、同性婚スタートから20周年を迎えました。


参考記事：
The Netherlands just unveiled the longest rainbow bike path in the world（Gay Cities）
https://www.gaycities.com/outthere/54157/netherlands-just-unveiled-longest-rainbow-bike-path-world/