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レディ・ガガ『Born This Way』発表から10年、LAのウェストハリウッドが5月23日を「Born This Way Day」に制定しました

 レディ・ガガが2011年5月23日に発表した『Born This Way』の功績や影響の偉大さを称え、LAのウェストハリウッド市が5月23日を「Born This Way Day」という正式な記念日を制定しました。


 ウェストハリウッドはロサンゼルスの中にある小さな市で、ゲイバーが多数集まり、米国有数のゲイタウンとして知られています(2002年に行われた人口統計学的分析では人口の41%がゲイ・バイセクシャル男性だったそう。過去にはゲイでHIV陽性であることをカミングアウトした方が市長を務めていました)。そんなウェストハリウッドは毎年、5月22日のハーヴェイ・ミルク・デーから6月末までを「One City One Pride LGBTQ Arts Festival」として、様々な文化的イベントを開催していますが、23日にはリンジー・P・ホーヴァース市長が5月23日を「Born This Way Day」とすることを発表し、祝賀式典が開催されました。有名なゲイバー「the Abbey」の前のロバートソン・ブールバードに描かれたプログレス・プライド・カラーに彩られた「BORN THIS WAY」のストリート・アートの除幕セレモニーに続き、そして『Born This Way』Tシャツと(LGBTのシンボルカラーである)ラベンダーピンクの厚底ブースといういでたちでレディ・ガガが登場し、ストリート・アートの上でポーズ(人々が一斉に撮影)、そして、市長からレディ・ガガに名誉の証である「市の鍵」が贈られる、といった記念行事が執り行われました(素敵すぎます)
 リンジー・P・ホーヴァース市長は、「私たちが自分を愛し、誇りを持てるように勇気づけてくださり、ありがとうございます」と述べ、ガガは、「この鍵をありがとうございます。皆さんは……私はそうは思わないものの、中にはこれを陳腐と受け取る方もいらっしゃるかもしれませんが、皆さんは長い間私の“心の鍵”であり続けてきました。これを引き受け、大切にし、この日には必ずここにいることを約束します」と語りました。
 
 ガガはTwitterで「私の曲とアルバム“ボーン・ディス・ウェイ”は、“こんな風に生まれてきた(Born This Way)”ということを説き、歌い、綴ったカール・ビーン(Carl Bean)というゲイの黒人宗教活動家からインスパイアされました。とりわけ彼の初期作は1975年で、私が生まれる11年前のことでした」「数十年に及ぶ絶え間ない愛、勇気、そして歌う理由をありがとう。私たち全員が喜びを感じられるために、なぜならば私たちは喜びを感じるに値するから。全ての人に対する寛容、受容、そして自由を呼び起こす権利があるからです」とコメントしています。

 ガガ様、おめでとう!そしてありがとう!という声が世界中から聞こえるようです。
 いつかLAに行った際は、この「BORN THIS WAY」のストリート・アートの前で写真を撮りたいですね。


参考記事:
レディー・ガガ、米ウェストハリウッド市が5月23日を“ボーン・ディス・ウェイ・デイ”に制定(Billboard JAPAN)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/100289
Lady Gaga Accepts Key to West Hollywood as City Makes May 23 Born This Way Day: 'I'll Cherish This'(People)
https://people.com/music/lady-gaga-born-this-way-day-west-hollywood-key-to-the-city/
WeHo Presents Lady Gaga with Key to the City on Newly Declared Born This Way Day(WEHO TIMES)
https://wehotimes.com/weho-presents-lady-gaga-with-key-to-the-city-on-newly-declared-born-this-way-day/

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