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GAPがLGBTQヒストリーをデザインしたプライドコレクションを発表しました
GAPが東京レインボープライド(TRP)の「プライドウィーク」に合わせ、2021年プライドコレクションとして、「1970年アメリカ初のゲイパレード」「初めてレインボーフラッグが創られた1978年」といったコミュニティのヒストリーをデザインしたアイテムを発売することが明らかになりました。
これまで多くのアパレル企業が、プライドシーズンに合わせてレインボーカラーをアレンジしたプライドコレクションを発表したり、TRPに協賛するなどしてきましたが、日本で最も早くから、先進的でパワフルな支援を見せてきたのはGAPでした(原宿駅前のGAPに大きなレインボーカラーの看板が出ていたり、店頭がレインボーカラーでアレンジされてたり、OUT IN JAPAN写真展を開催したり、ということを記憶していらっしゃる方、とても多いと思います。ちなみにレインボーカラーのGAPのロゴは日本発信で海外にも採用された貴重なケースとなったそうです。当時のGAPの担当者の方へのインタビューが『職場のLGBT読本』に掲載されています)
毎年プライドコレクションを発表してきたGAPですが、今年はさらに踏み込んで、レインボーカラーのグラフィックだけでなく、「The nation’s first Gay Pride march (1970年アメリカ初のゲイパレード)」「Artist Gillbert Baker created the first rainbow flag (初めてレインボーフラッグが創られた1978年)」「The first annual Nation Coming Out Day was organized (1988年のカミングアウトデー)」など、コミュニティにおけるエポックメイキングな出来事、歴史的なモーメントをTシャツのバックプリントに記すなど、LGBTQヒストリーをこれ以上ないくらいド直球にデザインしたプライドコレクションを発表しました。
レインボーフラッグのはじまりのアイテムでは、最初期の8色のレインボーフラッグがプリントされていて、このバージョンがメジャーなアパレルで展開されるのは初めてなのでは?と思いますし、レアというだけでなく、最初は8色だったんですよ、ということを周囲の人々に伝えることもできたりして、パレードの時などに着るととても注目を集めるアイテムになりそうです。
このプライドコレクションは、ベビーからキッズ、アダルトまで全てのカテゴリーで展開され、Tシャツやフーディ、アクセサリーがラインナップされています。
4月19日から全国のGAPストアとGAPオンラインストアで発売されています。
参考記事:
GAPがプライドコレクションを発表!プライドウィーク中に発売(フロントロウ)
https://front-row.jp/_ct/17448223