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レスリー・キーさんと婚約者のジョシュアさんが渋谷区で50組目のカップルとしてパートナーシップ証明を受けました

 写真家のレスリー・キーさんとファッションモデルで英語教師のジョシュア・ヴィンセント・オッグさんが9月23日、渋谷区から同性パートナーシップ証明書を取得しました。
 
 レスリー・キーさんはレディ・ガガやユーミン、安室奈美恵さん、浜崎あゆみさんら錚々たるセレブのポートレートを撮影してきたトップ・フォトグラファーであるだけでなく、ゲイ雑誌『バディ』とコラボしたり、『OUT IN JAPAN』で1000名超のLGBTQのポートレートを撮影したり、レインボー・リール東京ともコラボするなど、コミュニティへも多大な貢献も果たしてきた方です。
 以前はレスリーさんが単独でメディア出演することが多かったのですが、昨年婚約したというパートナーのジョシュアさんとも、今年1月、『有吉ジャポン』に初のゲイカップルのゲストとして出演していました。
 そしてお二人は9月23日、日本で最初に同性パートナーシップ証明制度を条例で施行した渋谷区における50組目の記念すべきカップルとして、渋谷区役所で長谷部健区長から証明書を受け取りました。
 お二人のインスタグラムに投稿された、渋谷区役所で撮影したとみられる記念写真では、セットアップから靴まで全身トム ブラウン(アメリカのゲイのファッションデザイナー、トム・ブラウンのブランド)をペアルックで着用していました(さすが。オシャレです)
「今朝2020年9月23日の朝11時に、渋谷区役所にて、渋谷区長の長谷部健さんから僕とジョシュアに渋谷区の第50組目のカップルとして、パートナーシップ証明書を頂きました」とのコメントが添えられています。
 
 パートナーシップ証明おめでとうございます!
 日本で正式に結婚できる日が早く来るといいですね。


 なお、22日の共同通信のニュースで、同性パートナーシップ証明制度を導入する自治体は、本年度末までに少なくとも2府県と全国67市区町に上り、総人口の3割超(計約4025万人)をカバーする見込みであると報じられました。これまでに50以上の自治体で1,000組超が証明を受けています。
 26日には、大阪から同性パートナーシップ証明制度がいち早く認められた三重県伊賀市に移住したゲイカップルが、県に対して、同制度を県としても導入してほしいと要望したというニュースもありました(詳細はこちら

 同性婚(結婚の平等)に関しては、コロナ禍で延期が相次いでいた「結婚の自由をすべての人に」訴訟の次の期日が全国で決定しています(詳細はこちら)。最初の判決は、来年2月か3月に札幌地裁で出る予定です。



参考記事:
レスリー・キーと婚約者のジョシュア・ヴィンセント・オッグ、渋谷区からパートナーシップ証明書を取得(FASHIONSNAP)
https://www.fashionsnap.com/article/2020-09-24/lesliekee-joshuavincentogg/
写真家のレスリー・キー氏が“結婚” 渋谷区からパートナーシップ証明書取得を報告(デイリースポーツ)
https://www.daily.co.jp/gossip/2020/09/25/0013727379.shtml

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