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兵庫県西宮市が同性パートナーシップ証明制度を来春導入へ
性の多様性への理解を広めようと、兵庫県西宮市は同性カップルなどを婚姻に準ずる関係と認める「パートナーシップ宣誓証明制度」(仮称)を来年4月に導入する方針を固め、市議会の常任委員会で報告しました。
西宮市では2017年に性の多様性を啓発するためのパンフレットを作成しています。
また、2018年には、西宮市男女共同参画センターがエスムラルダさんを講師に招き、「同性パートナーシップを考える」と題した市民講座を開催しています。
市の取組みではありませんが、西宮市にもキャンパスがある関西学院大学では、多様な性のあり方についての理解を深めてもらおうというイベント「関学レインボーウィーク」が、IDAHOBIT(国際反ホモフォビア・バイフォビア・トランスフォビアデー)に合わせて開催されています。
そして、今年2月、西宮市男女共同参画推進委員会の会議で「パートナーシップ宣誓証明制度」(仮称)が議題に上り、さまざま議論されました(詳細はこちら)
兵庫県ではこれまで、宝塚市、三田市、尼崎市、伊丹市、芦屋市、川西市で同性パートナーシップ証明制度が導入され、明石市でも今年度中に導入予定です。西宮市は県内で8例目となりそうです。
参考記事:
パートナーシップ宣誓制度 西宮市も来春導入へ(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202009/0013695414.shtml