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新経連が「多様な性的指向・性自認の活躍促進プロジェクトチーム」を発足させました
一般社団法人 新経済連盟は、LGBT(性的マイノリティ)が生きやすい環境の構築を目指し、「多様な性的指向・性自認の活躍促進プロジェクトチーム」(通称:SOGIエンパワーメントPT)を発足させ、理解促進に向けた取組みを開始することを発表しました。
「日本の企業におけるイノベーションを促進し、世界に対して優位な競争力を発揮するためには、あらゆる人材を受け入れ、そしてあらゆる人材がその能力を遺憾なく発揮でき、活躍できる環境の整備が求められます。そのためには、すでに指摘のされている女性、若者、障がい者、高齢者、外国人のみならず、上記のような方々が働きやすい環境を創る必要があります。
新経済連盟では、こうしたダイバーシティ・インクルージョンの必要性に対する理解を広げ、あらゆる性的指向や性同一性を持つ人々を自然に受け入れ、活躍できるダイバーシティの富んだ環境を整備し、企業に対する理解を促進するための取組を行い、日本の企業におけるイノベーションの促進に資するプロジェクトチームを発足し、活動を開始することとしました。
当連盟は、本プロジェクトチームの活動を通じて、ダイバーシティ・インクルージョンの推進に一層の力を入れて取り組んでいきます。
具体的なプロジェクトの活動については、まず、経営層や、人事・総務部門等の管理職の意識向上のためのセミナーを開催していきます。
そのほか、活動は随時、当連盟ウェブサイトにおいて情報発信を行っていきます」
(プレスリリースより)
新経済連盟は2010年に設立された新しい経済団体です。経団連、日本商工会議所、経済同友会とあわせて経済4団体と称されることもあります。
すでにニュースでお伝えしている通り、経済同友会は2017年2月、会員企業に対してLGBT施策の実施に関する調査の結果を公表していますし、経団連は2017年5月に会員企業に対してLGBTについてのダイバーシティ&インクルージョン施策を実施するよう提言しています。これに続くかたちとなります。
参考記事:
新経済連盟 LGBT等性的マイノリティが生きやすい環境を創るためのプロジェクトチーム「多様な性的指向・性自認の活躍促進プロジェクトチーム」を発足(朝日新聞)
https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_1982425/