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チャリティ・イベント「東京レインボーマラソン」が初開催されました

 東京マラソンの前日の3月2日(土)、昭和記念公園で「東京レインボーマラソン2019」が初開催されました。性の多様性への理解を深めていただき、性的マイノリティを支援していくことを趣旨としたチャリティ・イベントで、市民マラソンとしては全国初の試みだそうです。

 昨年9月、2020東京大会でのプライドハウスの設置に向けて「プライドハウス東京」コンソーシアムが設立され、キックオフの記者会見が開かれました。その際、「レインボーマラソン東京」を開催予定であることがアナウンスされていました。

 そうして3月2日(土)、国営昭和記念公園(東京都立川市、昭島市)で「東京レインボーマラソン2019」が開催され、国籍や年齢、性的指向や性自認もさまざまな479名の方々が、ハーフマラソン、5キロ、10キロ、ファミリーラン、ハーフリレーマラソンの各種目で、レインボーフラッグがたなびく青空の下を走りました。レズビアンであることをカミングアウトした滝沢ななえさんがゲストとして参加しました。また、「吉本坂46」のメンバーでもあるマサルコさんがMCで盛り上げました。
 
 戸籍上の性別を男性から女性に変えた浜松市の会社員・古田かずみさんは、「LGBTの参加者も数多く、楽しくて気持ちよく走れました」「『女装した変なおじさん』なんて言われたけれど、今はLGBTという言葉がある。多くの人に言葉を知ってもらうことが大切です」と語りました。

 「プライドハウス東京」コンソーシアムの代表、松中権さんは、「東京五輪・パラリンピックの開催にあわせて、年齢や性別、性的指向などに関係なく、スポーツを通じてみんなが笑顔になれる環境づくりに取り組みたい」と語りました。



参考記事:
LGBT支援のレインボーマラソン 虹色の旗の下を快走(朝日新聞)

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