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神奈川県葉山町も同性パートナーシップ証明制度を導入へ
神奈川県葉山町は、2020年度に同性パートナーシップ証明制度の導入を目指していることを明らかにしました。
11月12日、「自治体にパートナーシップ制度を求める会」のメンバー、当事者団体「レインボー逗子」の内田かずこ代表、そして同町在住のレズビアンカップルらが葉山町役場を訪れ、山梨崇仁町長に、要望書を提出しました。
同性パートナーシップ証明制度の拡大に向けた活動に取り組んでいる同会の創設者であるTAKACOさんは、近隣の逗子市が来年4月からの導入を検討していることなどに触れ、「生活圏の近い自治体とともに、同時期からの導入を目指してほしい」と求めました。また、内田さんやレズビアンカップルは「どこの地域でも同じように、安心して暮らせるようにしてほしい」などと訴えました。
山梨町長は「三浦半島の自治体とも連携し、なるべく早期に導入すべきと思っている」と前向きな姿勢を示し、担当者も「来年度早期の導入を目指し、準備を進める」と応じました。
TAKACOさんは「多様性を認め合い、誰もが自分らしく堂々と生きられる社会につながれば」と期待します。
同性パートナーシップ証明制度は着実に全国に広がっており、神奈川県内では横須賀市と小田原市が導入済みで、横浜市や相模原市、鎌倉市、逗子市も準備を進めているところです。
参考記事:
パートナーシップ制度 葉山町も20年度導入目指す(神奈川新聞)
https://www.kanaloco.jp/article/entry-208546.html