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経団連会館にてwwPセミナー2017が開催され、OUT JAPANが今年もPRIDE指標のゴールドを獲得しました

 国際カミングアウト・デーにあたる10月11日(水)、経団連会館で「work with Pride 2017」(wwPセミナー)が開催され、企業の人事・ダイバーシティ担当者やメディア関係者ら約520名が参加しました。国内外からの多彩なゲストを迎え、日本企業における取組みの進捗と、働くLGBTにとっての職場環境の現状について、活発な意見が交わされました。
 今年で2回目となる「PRIDE指標2017」の表彰制度に関しては、昨年を上回る合計109社からの応募があり、OUT JAPANならびに親会社であるエフネスもゴールド(最高得点)を受賞しました。
 
 wwPセミナーのメインセッションでは、冒頭の経団連「女性の活躍推進委員会」企画部会長・中川順子氏からのご挨拶に続き、国連SOGI専門調査官Vitit Muntarbhon氏からのメッセージが紹介され、米国最大のLGBT関連NGOであるHuman Rights Campagin代表のChad Griffin氏によるキーノート・プレゼンテーションが行われました。学生時代、大阪で過ごした経験があるというGriffin氏からは、日本社会の変化に対する驚きが伝えられるとともに、「この会場にいらっしゃる方々のお一人お一人の行動が、必ず社会を変えます。同僚のために、友人のために、家族のために、ぜひ、行動を続けてください」との応援メッセージが届けられました。続いて、社内でセクシュアリティをオープンにしているLGBTによるパネルディスカッション「国際的なカミングアウト・デーに考える」が、グローバル視点・国内視点という2つのテーマで繰り広げられました。

 「PRIDE指標2017」表彰式においては、109社から応募があり、86社がゴールドを、15社がシルバーを、8社がブロンズを獲得した旨が報告され、P・R・I・D・Eそれぞれのカテゴリーから1社ずつ、合計5社(国立大学法人筑波大学、日本たばこ産業株式会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社、株式会社NTTドコモ)の取組みがベストプラクティスとして発表されました。詳細は公式サイト内の「PRIDE指標2017」レポート(PDF)でご覧いただけます。

 なお、来年度の「work with Pride 2018」は2018年10月11日(木)に開催(場所は未定)、「PRIDE指標2018」の審査・評価指標・募集時期については本年度を踏襲することが決定されています。


 

参考記事:
経団連会館にてLGBTに関するカンファレンスを初開催。日本の職場でのカミングアウトの難しさ、継続的なインクルーシブな風土づくりの重要性について議論。PRIDE指標への応募は109社に広がる。(PR TIMES)

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