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日本トランスオーシャン航空が沖縄でLGBT支援をスタート
2016年2月、日本航空(JAL)も同性パートナーを家族と認めてマイル共有をOKにしましたが、この度、JALのグループ会社である日本トランスオーシャン航空(JTA)も同性パートナーのマイル共有を認め、沖縄でLGBTを支援していく姿勢を打ち出しました。
沖縄タイムスの記事によると、JALとJTAは「社会の多様性を受け入れられるような体制づくりをしようと、LGBTに対する支援を始めた。航空券の購入や買い物でためたマイルを今年2月から家族や配偶者と同じようにパートナー間でも分け合える仕組みにした」とのこと。 JALマイレージバンクやクレジット機能を備えたJALカードの会員に付与されるマイルは、自治体が発行するパートナーシップ証明書や宣誓書(の写し)をカード事務局に郵送すれば、パートナー間で合算して分け合うことができるようになります。
JALとJTAの担当者は「沖縄から利用を広げていきたい。まだ入り口にすぎない取り組みだが、勉強を重ねてより良いサービスを考えていきたい」と語っています。 LGBT支援の一環として、JTAをはじめとする沖縄のJALグループ7社は5月、LGBTについて理解と共感を深めるための社内研修を実施しました。また、JALとJTAは共同で7月17日開催の「ピンクドット沖縄」でトップスポンサーを務めることが決定しています(航空会社として初です)
昨年の「ピンクドット沖縄」では、那覇市が全国で2例目となるLGBT支援宣言を行いましたが、今年は同性パートナーシップ証明制度スタートの宣言や、ゲイカップルの結婚式も予定されているそうです。
参考: JALとJTA、LGBTを支援 パートナーでマイル共有など 2016.5.22 沖縄タイムス