GLOSSARY

LGBTQ用語解説

IDAHOBIT

 1990年5月17日、WHO(世界保健機構)の「国際障害疾病分類(ICD)」から同性愛の項目が削除され、同性愛は精神病ではないと世界に宣言されました。
 フランスで同性愛嫌悪や人種差別と闘う活動をしていたルイ=ジョルジュ・タンは、これを記念し、5月17日を国際反ホモフォビアデー(International Day Against Homophobia, IDAHO)としようと提唱しました。そうして世界中にIDAHOのムーブメントが広がり、LGBTQ支援や権利擁護を訴えるイベントやアクションが行なわれるようになりました。

 日本では2006年、尾辻かな子氏、TOKYO Pride (東京プライドパレードの運営団体)、第10回レインボーマーチ札幌実行委員会、ゲイジャパンニュースが共同で「Act Against Homophobia」というプロジェクトを立ち上げ、新宿駅南口広場(Flags前)でアクトを行なったのが最初です。以降、Idaho_netというグループが呼びかけ人となり、新宿だけでなく、全国各地で開催されるようになっていきました。

 30周年を迎えた2020年現在、IDAHOは国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia=IDAHOBIT)という名称になっています。
 
 

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