GLOSSARY

LGBTQ用語解説

ESG

 ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス=企業統治)を考慮した投資活動や経営・事業活動のことを指しますす。ESGは投資活動から始まった概念で、投資では一般に企業の財務情報に加えて環境及び社会への配慮、企業統治の向上等の情報を加味して中長期的なリターンが目指されるなどしていましたが、昨今は、企業経営においてもESGに配慮する傾向があり(いわゆるESG経営)、ESGの考え方は、投資に限定されるものではありません。
内閣府のホームページより)
 
 温暖化や水不足などの環境問題、人権問題や差別などの社会問題など、人類はさまざまな課題に直面しています。こうしたなか、2006年のPRI(責任投資原則)発足を機に、ESGやESG投資へ社会の注目が集まりました。持続可能で豊かな社会の実現を目指すESGへの取組みは、今後も拡大していくと考えられます。
野村アセットマネジメント公式サイトより)

 ダイバーシティ&インクルージョンはESGのSocial(社会)の一つの要素です。
 LGBTQを含め、ダイバーシティ&インクルージョンに配慮した職場環境の整備が、持続可能な企業経営に欠かせなくなっています。
 パワハラ防止法でSOGIハラやアウティングもパワハラに該当すると見なされたことやLGBT理解増進法の制定、そしてトランスジェンダーの職場でのトイレ利用に関する最高裁判決をはじめ司法でLGBTQの人権を擁護する判断も次々に示されていますので、そういう意味でもLGBTQが安心して働ける職場環境づくりは人事・労務などにおいても喫緊の課題になってきていると言えます。

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