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レポート:第7回マリフォー国会
2025年2月13日、同性婚法制化の早期実現を求める院内集会「第7回マリフォー国会」が衆議院第一議員会館 B1F大会議室で開催されました。参加議員も過去最多となり、熱い会となりました。レポートをお届けします
「結婚の自由をすべての人に」訴訟が始まった2019年、「Marriage For All Japan」は同性婚実現を求める院内集会を初開催しました。平日の昼間の開催にもかかわらず大勢の方々が詰めかけ、会場は超満員となりました。原告の佐藤郁夫さんが「もし自分が病気で最期を迎えることになった時に、病院で親族としてよしに会えるのか、一緒に居られるのか、心配です」と訴え、青森の宇佐美翔子さんが「これは、命の問題です。早く同性婚を決めてください。私の命が尽きる前に」と訴え、涙を誘いました。その後、訴訟は進み、各地で違憲判決が出されてきましたが、国会では一向に同性婚法制化に向けた議論は進まず、毎年毎年、国会議員に直接訴える院内集会「マリフォー国会」が開催されてきました。
「結婚の自由をすべての人に」訴訟が始まってから6年を迎える2月14日の前日、院内集会「第7回マリフォー国会」が衆議院第一議員会館 B1F大会議室で開催されました。回を重ねるごとに参加する議員も増え、LGBTQコミュニティからの参加者を収容しきれないのではないかという会場のキャパシティの問題が出てきたこともあり、今回は現地会場の席は関係者のみとなりました。
2月13日(木)、北海道弁護団の須田弁護士とMarriage For All Japan(以下MFAJ)の池田さんが司会を務め、17時に院内集会が始まりました。
最初にMFAJ共同代表の寺原弁護士がご挨拶しました。
「最初のマリフォー国会は2019年11月で、提訴からまもない頃で、判決もまだ一つも出ていませんでした。そこから5年超が経ち、状況は大きく進展しました。6つの地裁判決のうち5つが違憲と判断し、これまでの全ての高裁でさらに踏み込んだ違憲判決が出ています。世論調査でも7割くらいの賛成があり、約600の企業が婚姻平等に賛成しています。一方で、原告の佐藤郁夫さんが2021年に亡くなり、そのほかにも多くの当事者が婚姻平等の実現を見ることなくその人生を終えました。私は第1回の時に個人の尊厳の問題であって、左とか右とかじゃない、超党派で取組みをお願いしたいと話しました。その思いは変わっていません。今年は勝負の年と捉えています。一日も早い実現への決意を共有する場になれば幸いです」
来場した議員の方々のご挨拶。今回院内集会の会場に足を運んでくださった国会議員の方々は過去最多の71名、秘書の方の代理出席を含むと110名近くに上り(加えて、都合がつかない方90名超がメッセージをくださったそうです)、本当にたくさんの議員がスピーチしてくださったのですが、割愛させていただきます(下記のYouTubeのアーカイブでご確認ください)
続いて、九州弁護団の森あい弁護士が、訴訟の状況についてお話しました。
「判決のうえではいろいろと進展、成果が上がっているが、私たちにとっては変わっていない6年でもあります」
「これまでの9つの判決で、同性で結婚できない現行法は合憲だとする判決は一つしかありません。大阪についても、将来的に違憲になるという可能性があると言及しています」
「札幌高裁では、憲法24条1項についても違反だとしています。東京高裁では「家族になる法制度が存在しないのは違憲だ」という書き方だったのがもう配偶者と言ってきているんです。判決を重ねるにつれて踏み込んでいっている。福岡高裁では、もう認めない根拠というのが憲法に照らして、あるいは不合理なものとしてことごとく退けられています。13条幸福追求権についても違憲としている、また、異性婚と同じ制度じゃないと違憲状態は解消されない(別制度の否定)と明確に判示しています」
「犯罪被害者給付金についての最高裁判決もありました」
「立法府としての矜持を示してほしい。最高裁まで待つ必要は全くありません。この裁判は、同性婚を認めていいのかどうかということを争うものではなく、同性婚を認めないのは違憲かどうかを争っています。このままでは立法不作為の国家賠償請求すら認められかねません」
「札幌高裁の判決では、喫緊の課題として、早急に真摯な議論と対応をすることが望まれる、とされています。決して第10回、第20回マリフォー国会など開かれないようにしてください」
東京一次訴訟の原告である小野さん&西川さんがお話しました。
「わたしたちはひとり親どうしで一緒になりました。家族になって20年。子どもたちはみな成人し、それでも法律上他人です。法律に守られないなか、国会ではいつまでも「注視する」と言われます。宇佐美翔子さんも 友人のパートナーも亡くなりました。もう他人のふりをさせられることには堪えられません」
九州訴訟の原告の方たちがお話しました。
・こうぞうさん「82歳の母に、東京に行ってくると言って出てきた。「二人一緒だからいいね」と言ってくれました。パートナーはよく交通の便が悪い場所に住む母の送迎をしてくれています。僕らはすでに家族ですが、法律上は他人です。国は「家族の根幹に関わる」と言って拒み続けています。「注視」という言葉で無視しないでください。歴史を前に進めてください」
・ゆうたさん「一刻も早く、楽しくて、美しい、今日より明日が良くなると思える国にしてください」と語りました。
・こうすけさん&まさひろさん「司法は立法府に裁量があると言い、国会は裁判を注視すると言ったり、同性婚法制化を求める私たちの声はたらい回しにされているように感じたこともありました。福岡高裁の判決は素晴らしく、代替制度では違憲だと言っています。国会議員のみなさんの中にはこのまま不平等を存続させたい人はいないと信じています。国会にサイは投げられています。みなさんの力でよろしくお願いします」
北海道訴訟の原告の中谷さん&Cさんがお話しました。
「今月2月で交際18年を迎えました。一緒にいる時間が長くなればなるほど関係が他人とされていることが苦しいと感じます。20年、30年経っても不安定なまま生活していかなければならないのでしょうか。各地の裁判で違憲判決が出ています。周囲のみんなも私たちを応援してくれています。あとは国会議員の方たちです。すぐにでも法制化を進めていただきたいです。よろしくお願いします」
このあと、各政党から代表が前に出て「あなたの党は同性カップルが結婚できるよう法整備をしますか?」という質問に対して⚪︎×で答え、コメントするという時間が設けられました。自民党と国民民主党だけが⚪︎と△を上げ、他の政党はすべて⚪︎でした。
・日本維新の会の高木佳保里議員「誰もが自分らしく生きられる社会を。愛する人と一緒になれるよう、法律で縛られている現状を変えていきたい」
・立憲民主党の小川淳也議員「同性婚ができないことで疎外されてると言うお話に胸に沁みた。法案制定、まずは提出から励みたい」
・公明党の谷合正明議員「婚姻平等が必要。完全平等が必要だと。東京高裁傍聴し、感動もした。最高裁を待たず、立法府がまさに矜持を示す必要がある」
・共産党の伊藤岳議員「もちろん賛成。民法の改正、さらには差別禁止法の制定、がんばりたい。いつもハガキありがとう、今日は好きな2枚を持ってきている。みなさんの声が確実に届いてます」
・国民民主党の浅野哲議員「△があるのは党として議論しているから。法整備を進めるというところまでは代表も賛成なのですが、党として確定してないので△。次回は⚪︎だけにしたい。私も初当選以来、同性婚実現するという決意で、毎回この回にも参加している」
・れいわ新選組の櫛渕万里議員「もちろん賛成。そもそもれいわ新選組はジェンダー、障がい、外国人など少数者を排除しない社会を目指している。婚姻平等の本質は奪われていた人権を取り戻すこと。G7で精度がないのは日本だけ。すでにアジアでも続々と。遅れてるのは国会だけ。早急に求めていく」
・自由民主党の牧島かれん議員「(△を上げたこと)申し訳なく思っている。去年党内で議論する場を作ると約束した、今も話し合いを続けている、立法府としての責任を果たすという議員も複数名いる。しかし、組織として、まだ会議体ができていない。理解増進法の基本計画やガイドラインもまだできておらず議論もしないといけない。自民党はみなさんへの想像力が足りないのかもしれないと感じている。もっと働きかけるよう努力していく」
今回は、国会での所属議員の規模などから6党が登壇しましたが、最も早くからLGBTQを支援してきた社民党の福島瑞穂議員(党首)も会場にいらしたので、スピーチを求められました。
「社民党は2004年に同性婚実現を公約で出した。それから20年経ってる。35年前、レズビアンカップルから婚姻届を出せないことで裁判したいと言われた。結局実現しなかったけれども、そんな昔から思いはあった。いつまで待てばいいのか。同性婚を認めても幸せな人が増えるだけ。誰にも迷惑をかけない。同性婚やりましょうよ。与党が過半数割れしている今がチャンス。最も遅れているのは国会。力を合わせて今国会勝負をかけましょう!」
それから、東京二次訴訟の原告の方たちがお話しました。
・鳩貝さんと河智さんは、「先月法廷に立ちました。私たちは18年間、ともに生きてきました。父はすでに92歳。生きてる間に結婚の報告ができるのでしょうか。昨日も石破首相は「注視」という決まり文句を繰り返しました。まだ放っておかれるのか。みなさまには国会で質問してくださってることに感謝していますが、何か手立てはないのでしょうか。私たちの人権を軽視する国を動かすために」と語りました。
・藤井さんと福田さんは、「みなさんありがとうございます。私と理恵は11年の歳月をともに過ごし、がんを乗り越えたりしてきました。私たちの関係は絆というだけで法的に保障されないものです。赤の他人として扱われることの不安は深いです。違憲判決が出てるのに、国は依然、様子見です。マイノリティの人権を守るために議員になったのではないですか? もっと話をしてください。当事者だけじゃなく議員もみんな話してください。私たちの声に耳を傾けて、立法を。8回目のマリフォー国会の前に。後回しにしないでください。本当にお願いします」と切実に訴えました。
・山縣さんは、「98年以来、27年パートナーと暮らしています。札幌・東京・福岡高裁で違憲判決が出ました。私が懸念するのは、パートナーシップ法など類似の制度での決着です。反対派に忖度して、間を取って折衷的な制度にしないでください。福岡高裁も、別制度では違憲は解消しないと述べています。同性婚の法制化に着手してください。切望しています」と語りました。
・市橋さんは、「私はトランス男性で、戸籍性を変えていないので、パートナーとは法律上同性になります。私たちは特別な権利を求めているわけではありません。基本的な人権の回復です。トランスジェンダーであっても犯罪者扱いされない社会です。婚姻の平等の実現に力を貸してください。お願いします」と訴えました。
訴訟から6年が経ち、原告の一人は、同性婚実現を見ることなく、この世を去りました。このまま年老いて認知症になったり、パートナーが亡くなったら、私たちはパートナーを介護したり看取ったりできるのでしょうか。これ以上、先送りできません。という趣旨で、佐藤郁夫さんの映像が流されました。
続いて、弁護団の永野弁護士がスピーチしました。「佐藤郁夫さんはパートナーのよしさんと17年以上ともに暮らしていましたが、2021年に脳出血で倒れました。第1回の院内集会で佐藤さんは、最期の場面でよしと一緒にいられないのではないかという危惧を語っていましたが、それに近いことが起きました。入院先の病院でよしさんは家族として扱われず、幸い、妹さんが取り計らってくれたから会えたものの、もし妹さんの理解がなかったら…。どんなに長い関係であっても、法的に家族と認められないと、このような悲劇が起こりえます。それぞれの病院の善意に頼るのではなく、制度として保障してください。同性婚という佐藤さんの願いは叶いませんでした。議員のみなさんには、一刻も早く立法をお願いします」
東京一次訴訟の原告である大江さんが写真をスクリーンに映しながら語りました。
「私たちは27年、ともに暮らしています。(今日は来られませんでしたが)パートナーと、コンパニオンバード、猫を紹介します。それから、U2の2019年の来日公演で、「世界で奮闘する勇気ある女性たち」の写真がスクリーンに映し出された際、私たちの写真も使われています。私も60を過ぎていて、基礎疾患もあり、通院もしていま。最近、死の話をするようになりました。個人の努力ではどうにもならないことがあります。少しでも元気なうちに、私たちが尊厳をもって扱われるよう、早く制度を、同性婚の立法をお願いします」
仙台で婚姻届を受理しないのは違憲だとして家事審判を申し立てている小浜さんが、やはり二人の写真を映しながら語りました。
「1年前に申立てを行ないました。パートナーはすでに後期高齢者です。ともに暮らして30年が経ちました。以前は広瀬川沿いを散歩したりベランダで花を育てたりしていましたが、足が弱って散歩もしなくなり、花も少しずつ減っています。人生の終末期を意識し、介護がどうなるのか、お葬式を出せるのか、相方名義のマンションに私は住み続けられるのか、お墓はどうするのか、法的な裏付けがないことの不安が重くのしかかってきます。私たちには時間がありません。家事審判では、現行民法でも憲法の精神に則れば婚姻は可能だと主張しています。民法解釈で突破という高いハードルです。司法に賭けています。審判が出る前に国会で叶えばいいと思っています。老い先短い私たちのためにも早く婚姻平等の実現を」
石川大我さんが議員としてスピーチしました。
「いまが最大のチャンスです。実は賛成する議員のほうが多いというアンケート結果も出ています。夏の参院選の前までに法案を提出し、衆議院で通したい。その後に夏の参院選があります。秋の臨時国会で成立させたい。そして冬には祝賀パーティを開きましょう」
関西訴訟の原告の方たちがお話しました。
・川田さん「友人に結婚まであと少しという人がいて、突然の事故で亡くなったのですが、結婚していないため、家族と扱われず、通夜にも参加できませんでした。もし結婚できてたら…。僕たちも18年一緒にいますが、家族と認められません。日弁連の申立てから15年が経ち、世論も賛成多数になっています。早く法制化を」
・田中さん「大阪地裁は残念でしたが、3月の大阪高裁ではきっと違憲判決が出ると思います。よろしくお願いします」
お子さんと一緒に会場に来られた坂田麻智さん&テレサさん。今回はテレサさんがスピーチしました。
・坂田テレサさん「アメリカでいま起きている、トランスに関する間違った情報の流布や悲しいニュースに恐怖を覚えます。いかに政治家が私たちの権利を握っているか、人生や希望や幸せを握っているか。いくら声を上げても政治家が守ってくれないと私たちは無力です。婚姻の自由がない日本。私たちのような家族は制度から排除されます。愛する人を守りたい。友人や家族も望んでいます。一刻も早く同性婚の法制化を」
このあと、尾辻かな子さんの議員としてのスピーチがありましたので、ご紹介します。
「3年ぶりに国会に戻りました。本当はそちら側に座るほうですが。2005年にカミングアウトしてから20年経ってまだこの状況、悔しいです。20年の間に5回、国政選挙にチャレンジしました。公認を得ること、小選挙区に立てない時代 から頑張って変えてきましたこの3年、必ず国会に戻って婚姻平等を実現するんだという思いでした。私自身も毎年1月1日に自筆遺言を書いています。国会議員ですらそうなのです。みなさんの不安がどれだけかということ。今年は最重要イヤーです。ともに闘いたいと思います」
続いて「結婚の平等にYES!」に参加する各地の方たちが一言ずつスピーチしました。
・北海道の柳谷さん「若い子たちになぜ結婚できないのか聞かれ、納得する答えが言えない。説明できる大人になりたいし、政治もそうなってほしい」
・北海道の川島さん「柳谷とともにさっぽろレインボープライドをやりながら、トランスの活動。トランスでも同性婚できなくて困ってる人は多いです」
・仙台の小浜さん「仙台は両方やってます。よろしくお願いします」
・埼玉の長野さん「埼玉は広く、埼玉としてやることの意味はある。隠れて生きないで済むようにしていきたいです」
・プライドハウス東京の小野さん「もうすぐ結婚できるのかもしれないと希望を感じています。私はノンバイナリーでパートナーとは戸籍上同性。切実です」
・16歳下のパートナーと箱根で旅館を営む後田さん「足柄郡に制度がないと町長に言いに行った。『ここにはいないよ』と言われた。そこで『自分がそうだ』と言って、すぐに導入されました。動いたら変わります」
・虹色ダイバーシティの有田さん「高2の時に結婚や子育てをあきらめました。しかし、この訴訟のことを知って、あきらめが常態化していること自体がおかしいと思えました。プライドセンターを運営していると若い方がたくさん来られますが、次世代に不平等を残したくないと思います」
・沖縄のはちさん「昨年、沖縄で写真展を開催しました。沖縄ではなかなか当事者が出れない事情がありますが、それでも9名が出てくれました。3日で500人が来場し、議員に手紙を書こうキャンペーンでもたくさん書いてもらえました」
・金沢の直海さん「パートナーとサンフランシスコで結婚してから20年。日本に戻ったら、認められません。すごくいい国なのに、残念。でも、ここまできたのは感動。法律って本当に大事。私本当にたくさん税金払ってます。平等にしてください。守られないといけないはずです」
最後に、松中共同代表が閉会の挨拶をしました。
「いのちの問題だと感じました。金沢レインボープライドで居場所づくりとして去年、「にじのま」を開設しましたが、そこに78歳の男性が来られて、初めて自分以外の人に同性愛者だと言います、と。自分がこの先短い人生で最後にやりたいことが叶ったと。それは嬉しかったけど、同時に、それが最後の望みだと聞いて、涙が止まりませんでした。なんでこんな国なんだろうと。みなさんの力があれば変わります。もうすぐ最高裁の手前です。待ってちゃいけない。ぜひ国会で変えていただきたい」
YouTubeライブでの配信はアーカイブでご覧いただけます
第7回マリフォー国会、原告の方たち、弁護団の方たちの熱い思いが伝わってくる、そして、いま訴訟がどこまで進んでいてどういう判決が出ているのか、その意義がよくわかる、国会議員の方たちが理性的にも感情的にも法制化の必要性を実感できるような集会として成功していたと思いました。
議員の方たちの中にも、「そんなふうに動いてくださってたんですね、知らず、すみませんでした…」と思うアライの方たちが何名もいて、頭が下がる思いでした(例えば立憲の波多野議員は福井でかずえちゃんと一緒にLGBTQ映画祭を開催したとか、共産の赤嶺議員は昨年の沖縄での写真展を観に行ってくれたとか、国民民主の石井智恵議員は地元の愛媛で当事者の方が市議に立候補すると言って、泡沫候補などとばかにされていたが「こういう方こそ議員にならないと」と応援し、結果、4位で当選したとか)
国会の中に賛成してくれる議員がこんなにたくさんいるのか!と実感できましたし、ニュースだけではわからないお話もいろいろ聞けました。アメリカの状況を憂う声もたくさん上がっていました。
これだけ違憲判決が出ているのに、国会は相変わらずです。でも今は衆院でも賛成の議員のほうが多いそうですから、そういう方たちで一致団結して法制化してほしいです。秋には参院でも賛成を得て成立、冬には祝賀パーティを、という石川議員のお話は素敵でした。未来予想図を描くことの意味ってありますよね。尾辻さんが戻ってきてくれてよかった、とも思いました。
今回はYouTubeライブでの配信でしたが、最後のほうにコメントで、「私も19歳の時、結婚できないことを知り、衝撃でした。この訴訟で希望を見出だせました。ありがとうございます。」とあって、泣けました…次世代にこんな思いをさせないようにしたいですね。
(後藤純一)
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